ツールドにし阿波まであと1週間。~Cコース、SSコース完走に必要なことについて~
ことしも昨年に引き続き、超人気サイクルイベントであるツールドにし阿波が開催されます。今年2017年で8回目の開催です。ちなみに私自身、昨年初出場で幸いなことに鬼脚認定いただきました。(今年はSSの一つ下のCコース出場です)今回のブログではツールドにし阿波完走に必要な要素や、初めて参加される方向けで記事を書いていきます。
もくじ
- 2017年からルートが変更
- ひとりぼっちで参加だけど大丈夫?
- おっさんだけどついていけるか心配(´・ω・`)
- 各エイドでは補給食はでる?
- 補給食は各自用意しておいた方がいい?
- ボトルは一本で大丈夫?
- 予備チューブや工具なども持って行った方がいい?
- GARMINの電池は最後までもつ?
- SSコース完走の特典
- 5月14日の気温は?天気は?服装は?
- さいごにもうひとつ大切なコト
- それではまた!
2017年からルートが変更
今年からセカンドステージと称してこれまでとはルートが変わっています。さらには、SSコースが抽選となりました。
※ツールドにし阿波の運営さま。もしこのブログ見てたら抽選方式について再度検討おしてもらえると幸いです。すこぶる評判悪いですよー。だって本当にSSコース出たいと心から願ってる人が抽選のせいで出られないんだから。逆に言うと、「冗談半分で申し込んでみました~( *´艸`)」って人が運よく(?)当選してしまって、困ってるパターンもあるのだから。来年からの解決策として、例えば、300人中150人は先着順、先着順で溢れた残りの枠は抽選で選出というのはいかがでしょうか?
話を元に戻します。CコースとSSコースの変更点として、、、
●走行距離について
Cコース→距離が約14km短くなった
SSコース→こちらも約13km短くなった
●獲得標高について
Cコース:2727m→2508m 低くなった?
Sコース:3399m→3735m ※富士山の標高は3776mですが・・・。
●何が変わったか超ざっくりいうと
Cコース→京柱峠(国道399号線)ルートが削除。代わりに山が追加。
SSコース→Cと同様に、京柱峠削除。からの山が追加×2個
※Cの獲得標高が下がったのは、京柱峠と追加されたヒルクライムの獲得標高差し引き分。
※SSの獲得標高が上がったのは、京柱峠削除分+山2つ分の獲得標高差し引き分だと考えてよさそうです。
以下、初出場の方向けによくある疑問点や質問に対する答えを書いていきます。
ひとりぼっちで参加だけど大丈夫?
体力と多少のコミュニケーション能力があれば全然大丈夫です!ぼっちでの参加者も数人いらっしゃいますので、会話を楽しむのもいいかと思います。袖触れ合うも他生の縁です。勿論、ストイックな方は黙々と走るのもアリです。ちなみに私は昨年2016年はぼっちでSSコースでした。みんな写真撮りながら、会話を楽しみながら休憩を取っているのを尻目に見ていると、ひとりは寂しかったですね。ただ一つ言えることは、完走した時の達成感は何物にも代えがたいということです。
おっさんだけどついていけるか心配(´・ω・`)
平地では自分より少し速いトレインに便乗しましょう!(老若男女問わず)
定期的にやってきます。臨時列車に乗るときは、声掛け(もしくは挨拶)をしてから乗りましょう。あと、1分でも30秒でもいいので、交代しながら先頭を引く姿勢も見せることも大切です!遅くても誰も責めたりしませんから。
各エイドでは補給食はでる?
もちろん出ます。2016年出場したときの記憶している範囲だと、”バナナ、パン、メダリストのクエン酸、素麺、うどん、そば米雑炊、こんにゃくの天ぷら(から揚げ?)、コーラ、ポカリスエット、梅丹の超甘くて不味いジェル、ツーラン(脚のツリ防止のサプリメント)、ガリガリ君ソーダ味”でした!
ですが、これら補給食は早い者勝ちで選べますので、遅くにエイドに到着した方は食べられないかもしれません。後から来る人たちのためにも補給食はその場で各自が食べられる量を食べましょう。ポケットに入れて持っていかないようにしましょう。
補給食は各自用意しておいた方がいい?
大量には必要はありませんが、お守り代わりにウィダーを一つぐらい忍ばせておくと安心です。去年は受付時にもらったソイジョ〇を入れており、後半食べましたがのどが渇いて仕方がなかったです。やはり固形物よりはゼリーがおすすめです。
ボトルは一本で大丈夫?
昨年のSSコースは、600mL1本で乗り越えられました。給水ポイントも各エイド以外に点在しており、脱水症状になる可能性は少ないと思われます。「水はちょっと・・・」という人は、粉のポカリとかアクエリを持参して水で溶かしてもいいのではないのでしょうか。
予備チューブや工具なども持って行った方がいい?
パンクをはじめとするメカトラも想定されますので、必要最低限の工具、予備チューブ、予備タイヤ(チューブラーのかたは)は絶対必要です。3年前出場してパンクしてしまった友人の話では、エイドでチューブやタイヤを販売しており、料金は後清算だったとか。しかし、今年も同様に販売しているという保証はできませんので持参しましょう!
GARMINの電池は最後までもつ?
GARMIN EDGE520の方は心配かもしれません。12時間走行でぎりぎり電池持つか!?といったところです。当日は休憩中は電源OFF、衛星モードをGPSのみにした設定で臨む予定です。
SSコース完走の特典
●鬼脚認定ステッカー
鬼脚認定の番号は、到着順です。ちなみに私が去年もらった認定ステッカー、会場のどこかに落としてしまい行方不明です・・・。(´・ω・`) 無くしやすいのでクリアファイルみたいなのも必要です。
●VIP駐車券
↓年賀状として送られてきます。これを当日警備員のおっちゃんに見せると受付会場近くの駐車場に誘導してくれます。VIP以外の駐車場は意外と遠いんです。
●各エイドの補給食が豊富
前述のとおりですが、補給食は早い者勝ちで選びます。しかし、そこは後から来る人たちのために自重しておきたいところですね。
5月14日の気温は?天気は?服装は?
13日は雨模様ですが、14日は天気も回復して晴れるようです!(yahoo!天気より)
服装は去年の写真見る限りでは、長袖と半袖半々かなと思います。当日の最高気温は、26度なので上下半袖で問題ありません。(寒かったらすいません!)30分ほど走ってたらちょうど良くなります。ただ、SSコースは出発時刻がかなり早い・受付会場が山間のため、朝は肌寒いと思います。
さいごにもうひとつ大切なコト
レースではなくあくまでイベントなので思いっきり楽しむことです。各地に派遣されているカメラマンの前では、とびきりの笑顔でポーズをとりましょう。そうすると沢山写真撮ってもらえますよ('ω')ノ
それではまた!
5月14日私はCコースで出場します。ゼッケンはなぜかC-001です。スタート時だけひとりぼっちです。決済順なのかな?
なにはともあれ、皆様と当日一緒に走れることを楽しみにしております☆
上勝ヒルクライムレース2017参戦記
このところブログのアクセス数が増加傾向にあります。先日参加したレースでもある方から声をかけられ(当ブログの件で)こんなブログでも読んで下さっているんだと思うと更新のモチベーションとなります(*´ω`*)
さて、本日のエントリーは4月16日に徳島県で開催された上勝ヒルクライムレース参戦記です。内容をざっくり言うと、”チューブラータイヤがスローパンクしたけど最後まで持ちこたえてくれたおかげでカテゴリー別18位、韋駄天認定取得(最後の一人だった)、レースでは思い通りに走れない、思い通りに走れないから面白い、やはり上位陣は速い” です。
目次
- 豪華ゲスト陣+お忍びで出場の選手
- ヒルクライムは、”我慢比べ”
- スタート!
- 慈眼寺までは抑えて登る
- パンクの神様
- ゴール!
- 森本誠氏と記念撮影。カメラマンはもちろん・・・
- 韋駄天認定を頂く(ギリギリでした)
- まとめ
豪華ゲスト陣+お忍びで出場の選手
記念すべき第1回上勝ヒルクライムレースは、ゲストが超豪華でした。乗鞍3連覇の森本誠選手(GOKISO)とエイジサイクル店主の岩島啓太選手です。と、言っても私は森本誠選手ぐらいしか知りませんでした(汗)。あと、STRAVAのフォロワーのta2ya氏(地元ではKOMハンターとして有名)から聞いた話では、乗鞍2位、ツールドおきなわ優勝の清宮洋幸選手(竹芝サイクルレーシング)もお忍びで来てるんだとか・・・。
ヒルクライムは、”我慢比べ”
カテゴリーB(30~39歳)の出走前にゲストの岩島選手からお話を伺う機会がありました。
「岩島さん今日の作戦はなにかありますか?」
「う~ん。作戦も何もヒルクライムって我慢比べだから・・・。(作戦は無いよ)」
なるほど。非常に含蓄のあるお言葉だと思います。ゴールまで高出力のパワーに耐えたものだけが上位に入れる、つまりヒルクライムレースとは実力のある者が上位に入れるレースなのです。
※ちなみに岩島氏は今回のレースではボトルも補給も一切持たずに走っていました。
スタート!
スタートは一人ずつ、前の走者とは10秒間隔となります。スタート台には手摺が設けられており、クリートの装着も容易に行えました。
慈眼寺までは抑えて登る
以前試走をしたとき(上勝ヒルクライム試走にいってきた参照)の約85%の強度で中間地点である慈眼寺まで登りました。慈眼寺過ぎてからの下り区間はタイム非計測なので脚を休めることができます。とはいえ、ゆっくり走って5分ほどです。
パンクの神様
今回のレースでは所々にグレーチングがあり、細いタイヤを履いていた方々は肝を冷やしたのではないかと思われます。前日が雨だったようで路面がwetな部位も散見されました。なぜこんなところでグレーチングの話題が出てきたかというと、後半からグレーチングを乗り越えるときのサドルから伝わる感触が心なしか柔らかくなってきたからです。
何が原因か分かりませんが、リアタイヤがパンクしてしまったようです。チューブラータイヤなのでクリンチャーのように一気に空気が抜けることはありません。スローパンクです。
「このままゴールまで持ちこたえてくれ!」
そう心の中で言いながらペダルを回します。サイコンの走行距離を確認するとあと4キロ弱。サドルから伝わる感触はどんどん柔らかくなっている。大丈夫か?今年でチューブラータイヤが2本パンクでお亡くなりになっている。パンクの神様に見放されているようです。
帰宅後パンク箇所を確認すると穴があいていましたorz
ゴール!
ゴールまで持ちこたえてくれるか心配でしたがなんとかなりました!最後の100メートルはリアタイヤを歪ませながらのスプリント(小並)で加速しゴールしました。登っている最中はただただ苦しいものですが、登り切ったこの達成感はこの上ないものですね。まさに ”ヒルクライムは我慢比べ” だと思います。
森本誠氏と記念撮影。カメラマンはもちろん・・・
下山後は近くにいた森本誠選手と記念撮影をしました。
森本氏の横に立っていたおっちゃんに声を掛けて写真を撮ってもらいました。後で行われた表彰式で気付きましたが、このおっちゃん、清宮洋幸選手でした(汗)でも清宮さん、嫌な顔一つせず笑顔でシャッターを切ってくれました。この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。
韋駄天認定を頂く(ギリギリでした)
今回のレースでは、規定タイム内でゴールできた人たちに韋駄天認定の表彰状が送られました。規定タイムはうろ覚えですが40分弱だったかな。認定されたのは、43人です。認定証は一人ずつ名前を呼ばれる形で渡されます。私も幸いなことに認定者43人の一番最後に名前を呼ばれ、韋駄天認定証を頂きました(´・ω・`)
よく見ると名前間違えてる・・・。運営さん、次回は間違えないようお願いしますw
まとめ
レースに出ることで自分の弱点、および今後の方針が明らかとなりました。
弱点としては、
1 乳酸閾値(LT)、vo2max付近でのパワー不足。
2 レース前の調整不足(思い切って休む事も重要!)→試走時よりタイムが遅かった。パンクした影響もあるが…。
今後の方針として、
前述の弱点克服が最重要項目であると考えられます。つまり、LT値とvo2max付近で登坂練習することと、レース前は無理せずに休むことです。
特にトレーニングに関してはこれまでローラー中心でやっておりましたが、今季は実走での登坂、リピートヒルクライムで負荷を掛けていくつもりです。
やはりレースに出場することは、費用対効果の高い練習方法の一つだと実感させられます。ではまた!
2017年3月トレーニングサマリー
2017年4月1週目サマリー(室内ローラー練含む)
上勝ヒルクライムレースまであと1週間となりました。この1週間はレース当日に力を発揮できるように調整していきたいと思います。
~4月1週目(4/1-4/8)サマリー~
走行距離:251 km
走行時間:9時間31分06秒
練習日:5日
内訳 ローラー練2日 実走4日
平均心拍スコア(strava上)47
上勝ヒルクライムレースに向けての軽量化その1
ペダルを交換
今年からDURA-ACEの9100が販売されております。バイクを新しく変えた昨年からペダルを交換しようという気持ちはあったものの、何もせずに早1年余り経ちました。
上勝ヒルクライムも残すはあと2週間。Amazonで値下がりして出品されていたDURA-ACE 9100を購入しました(^^ゞ
目次
重量変化は?
変更前 PD-5800 275g
変更後 PD-R9100 235g
およそ40g の軽量化となりました。DURAの方はメーカー公表値どおりだったのでなかなかの精度だと思われます。ロードバイクの科学にも書かれていましたが、回転部の軽量化はx1.5の効果がある、つまり、今回の軽量化は実質70gの効果があると考えても差し支えありません。
※秤は料理用の安物です…。
クリート脱着の具合は?
ペダル換装に伴い、クリートも黄色→青に変更しました。シマノの青クリートは黄色に比べて左右の遊びが少ない仕様です。(遊びは黄→青→赤の順に少なくなる)付け外しの感覚は105のときと比較してやや渋いと言ったところです。何故か右だけ体重をかけて踏み込まないと入らない^^;まあその辺の感覚は経過観察が妥当だと思われます。
ペダルの回転は?
以前使っていた105(pd-5800)の滑らかさを10とするなら、DURA-ACEの方は8と言ったところです。暫く使用してみて回転が渋ければ玉当たり調整が必要と考えられます。
総評
見た目は他のグレードの追随を許さないほど美しいと思います。購入して大満足です!
気になる点は以下の2点。右クリートの入りにくさとペダルの回転がやや渋い(個体差もあるか)ことです。何か変化あればまた記事にしたいと思います。
FNR土曜日朝練+α
本日のルート
https://www.relive.cc/view/913125348
五色台鬼無方面~みち草 x 2本~大崎の鼻より西方面を海岸線沿いに~五色台を坂出市側より登坂
距離 70.1 km
獲得標高 1530 m
最大速度 66 km/h
最大心拍 186 bpm
毎週恒例のFNR朝練
県下では最大のサイクリングサークルである、Funny Ride(FNR)の方々とひょんなことがきっかけでご一緒させて頂いております。このような人との出会いがあるのも、ロードバイクをする上での醍醐味だとと思います。
さて、今日のトレーニングですが、来月の上勝ヒルクライムに向けて今日は割りと高強度で追い込みました。今年のテーマはペース配分のマネジメントと最後までフォームを崩さずに走ることの2つ。なんとなくですが形になりつつあります。
室内のローラー練とは違い、みんなで走って追い込むのは非常に心地よい(それ以上に苦しいのですが)ものです(´ω`*)
追い込んだ朝練のあとは徳島で友人の結婚式に参加してきます。楽しんできます( ^ω^)