補給食はうどん

ロードバイク関連の話題とか練習法、イベント、レース参戦記、どうでもいいこと等書いていきます。 香川県高松市在住。

上勝ヒルクライムレース2017参戦記

このところブログのアクセス数が増加傾向にあります。先日参加したレースでもある方から声をかけられ(当ブログの件で)こんなブログでも読んで下さっているんだと思うと更新のモチベーションとなります(*´ω`*)

 さて、本日のエントリーは4月16日に徳島県で開催された上勝ヒルクライムレース参戦記です。内容をざっくり言うと、”チューブラータイヤがスローパンクしたけど最後まで持ちこたえてくれたおかげでカテゴリー別18位、韋駄天認定取得(最後の一人だった)、レースでは思い通りに走れない、思い通りに走れないから面白い、やはり上位陣は速い” です。

 

 目次

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豪華ゲスト陣+お忍びで出場の選手

記念すべき第1回上勝ヒルクライムレースは、ゲストが超豪華でした。乗鞍3連覇の森本誠選手(GOKISO)とエイジサイクル店主の岩島啓太選手です。と、言っても私は森本誠選手ぐらいしか知りませんでした(汗)。あと、STRAVAのフォロワーのta2ya氏(地元ではKOMハンターとして有名)から聞いた話では、乗鞍2位、ツールドおきなわ優勝の清宮洋幸選手竹芝サイクルレーシング)もお忍びで来てるんだとか・・・。

 

 ヒルクライムは、”我慢比べ”

カテゴリーB(30~39歳)の出走前にゲストの岩島選手からお話を伺う機会がありました。

「岩島さん今日の作戦はなにかありますか?」

「う~ん。作戦も何もヒルクライムって我慢比べだから・・・。(作戦は無いよ)」

なるほど。非常に含蓄のあるお言葉だと思います。ゴールまで高出力のパワーに耐えたものだけが上位に入れる、つまりヒルクライムレースとは実力のある者が上位に入れるレースなのです。

※ちなみに岩島氏は今回のレースではボトルも補給も一切持たずに走っていました。

 スタート!

スタートは一人ずつ、前の走者とは10秒間隔となります。スタート台には手摺が設けられており、クリートの装着も容易に行えました。

慈眼寺までは抑えて登る

以前試走をしたとき(上勝ヒルクライム試走にいってきた参照)の約85%の強度で中間地点である慈眼寺まで登りました。慈眼寺過ぎてからの下り区間はタイム非計測なので脚を休めることができます。とはいえ、ゆっくり走って5分ほどです。

パンクの神様

今回のレースでは所々にグレーチングがあり、細いタイヤを履いていた方々は肝を冷やしたのではないかと思われます。前日が雨だったようで路面がwetな部位も散見されました。なぜこんなところでグレーチングの話題が出てきたかというと、後半からグレーチングを乗り越えるときのサドルから伝わる感触が心なしか柔らかくなってきたからです。

何が原因か分かりませんが、リアタイヤがパンクしてしまったようです。チューブラータイヤなのでクリンチャーのように一気に空気が抜けることはありません。スローパンクです。

「このままゴールまで持ちこたえてくれ!」

そう心の中で言いながらペダルを回します。サイコンの走行距離を確認するとあと4キロ弱。サドルから伝わる感触はどんどん柔らかくなっている。大丈夫か?今年でチューブラータイヤが2本パンクでお亡くなりになっている。パンクの神様に見放されているようです。

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帰宅後パンク箇所を確認すると穴があいていましたorz 

ゴール!

ゴールまで持ちこたえてくれるか心配でしたがなんとかなりました!最後の100メートルはリアタイヤを歪ませながらのスプリント(小並)で加速しゴールしました。登っている最中はただただ苦しいものですが、登り切ったこの達成感はこの上ないものですね。まさに ”ヒルクライムは我慢比べ” だと思います。

森本誠氏と記念撮影。カメラマンはもちろん・・・

下山後は近くにいた森本誠選手と記念撮影をしました。

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森本氏の横に立っていたおっちゃんに声を掛けて写真を撮ってもらいました。後で行われた表彰式で気付きましたが、このおっちゃん、清宮洋幸選手でした(汗)でも清宮さん、嫌な顔一つせず笑顔でシャッターを切ってくれました。この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。

韋駄天認定を頂く(ギリギリでした)

今回のレースでは、規定タイム内でゴールできた人たちに韋駄天認定の表彰状が送られました。規定タイムはうろ覚えですが40分弱だったかな。認定されたのは、43人です。認定証は一人ずつ名前を呼ばれる形で渡されます。私も幸いなことに認定者43人の一番最後に名前を呼ばれ、韋駄天認定証を頂きました(´・ω・`)

よく見ると名前間違えてる・・・。運営さん、次回は間違えないようお願いしますw

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まとめ

 レースに出ることで自分の弱点、および今後の方針が明らかとなりました。

弱点としては、

1 乳酸閾値(LT)、vo2max付近でのパワー不足。

2 レース前の調整不足(思い切って休む事も重要!)→試走時よりタイムが遅かった。パンクした影響もあるが…。

 

今後の方針として、

前述の弱点克服が最重要項目であると考えられます。つまり、LT値とvo2max付近で登坂練習することと、レース前は無理せずに休むことです。

特にトレーニングに関してはこれまでローラー中心でやっておりましたが、今季は実走での登坂、リピートヒルクライムで負荷を掛けていくつもりです。

やはりレースに出場することは、費用対効果の高い練習方法の一つだと実感させられます。ではまた!