ツール・ド・にし阿波2018
毎年参加しているツール・ド・にし阿波へ参加してきました。今年は天候が危ぶまれておりました。実際の天気はどうかというと…、
剣山登頂前の雨雲
剣山下山予想時刻の雨雲
バッチリ雨でしたー。でもヤ○ー天気予報では、降雨量1mm、降水確率50%ぐらいだったため、走れなくはないかということで予定通り参加。近年の天気予報精度は素晴らしく、雨雲レーダーどおりに雨に振られました。結論からいうと剣山山頂で(やむを得ず)DNFでした。
今回のライドのように雨に降られるのは、2回目です。1回目は2016年参加の石鎚山ヒルクライムレース。このときは一時間弱の短時間でしたが、ずぶ濡れになったせいで山頂では凍える思いをしました。このときの経験をもとに、今回は雨合羽持参(マルヨシセンターで300円で買ったやつ)、下は迷いましたがロングのCASTELLIのビブタイツを履いて寒さ対策はバッチリでした。全身の筋肉の過半数は、下半身に存在しているため、やはり下半身の保温は重要なのです(`・ω・´)シャキーン
↑マルヨシで300円でした。
とはいえ、横殴りの雨が降る中、猛アタックを仕掛ける気力も意味もなく、SST付近で登りました。登坂するなか、自分の弱点も把握することができました。真っ直ぐな坂を一定のスピード、パワーで登るのは苦ではありませんが、つづら折りの坂、つまり、コーナリングの続く登坂の場合に弱点が露呈しました。
コーナリング前後で勾配が変化するため、一定の速度で登ろうとすればもちろんパワーも変動します。逆に一定のパワーで登ろうとすると速度が落ちてしまいます。なので、そこそこ速度を維持しようとすれば、いわゆるL4〜L5のパワー領域でインターバルがかかった状態になります。普段からL4ばかりだとどうしても不十分なのかなと思いました。L4領域の練習はもちろん重要ですが…。レース前なんかはL4とL5のインターバル練も取り入れてみようかな。ググってみると、クリスクロスというインターバルがいいらしい。
話をもとに戻しますが、中腹付近で濃い霧が発生していました。ここでフロントライトを点灯。やはり装着しておいて正解と痛感。山頂のリフトに着いた頃には全身ずぶ濡れ、下り区間でブレーキ利かず、仲間と相談してDNFとなりました。頂上でウダウダしていると、どうやら民宿の店員さんのご厚意でストーブにあたらせて頂けるとのこと。お言葉に甘えてあたらせてもらいました。せっかくなので食事も注文。
三人で月見うどんと祖谷そばを注文。ちなみに私は、祖谷そばを注文。今日の補給食は祖谷そばです。大変美味しゅうございました。決してステマではありませんが、"民宿まつうら"さん、ありがとうございました!剣山登山口に一番近い、民宿 民宿まつうら
休憩もそこそこにDNFおじさん専用のマイクロバスに乗り込みます。まさに至れり尽くせり。ちなみにバイクはトラックで別送です。
後ろ姿に哀愁を感じるのは私だけでしょうか。みなさん家庭、仕事、子供、色々なものを背負ってまでしてこの土砂降りのクソ寒い中、自転車で剣山ヒルクライムという、何も知らない人が聞いたらきっと驚いてキチガイ扱いされるであろう苦行を成し遂げた立派なおじさん(私も含む)たちなのです。乗り心地の決して良くないマイクロバスに揺られながら吉野川運動公園へ帰りました。
一つ嬉しかったこと。それは景品が割と豪華でした!あと一つ、ちゃりん娘が気さくに写真撮らせてくれたこと!
微妙に隙間のある(私だけ?)ワイヤーロック!
めっちゃ眩しい テールライト!
昨年の、即刻ヤフオ○に出品されてた阿波オリジナルフェイスタオルから進歩しました。一昨年の記念品のLivのツールボックスは、未だに使用しています。
回収したバイクを引き揚げ、帰り道で風呂入って焼き肉食べて帰宅。バイクラックにバイクを掛けたときあることに気が付きました。
バーエンドキャップが無くなっている(;´Д`)ハァハァ
いつ取れたのかは分かりません…。きっと回収車に積み込むときに外れてしまったのでしょう。
なにはともあれ今回にし阿波に参加された方お疲れ様でした。そして運営の皆さまありがとうございました。
来年は晴れてくれることを祈ってます(`・ω・´)雨の中走るもんじゃないですね。